兵庫県宝塚市の近石武夫市議(64)=無所属=が、平成20年度の政務調査費計約14万円を、自身が経営する会社の印鑑購入や、私的なメール便の送料に流用した疑いのあることが26日、市議会関係者などへの取材で分かった。県警は近石市議が提出した20、21年度の政務調査費支出書について、議会事務局から任意提出を受け、横領容疑も視野に捜査を始めた。近石市議は今年6月に無免許運転で逮捕され、議会で辞職勧告を受けている。
市議会関係者などによると、近石市議は21年3月、西宮市内の印鑑販売店で、自身が経営する神戸市北区の食品販売会社取締役としての印鑑を作り、代金1万2390円を政務調査費から支出。支出書に「市政通信印刷代」と記入した疑いが持たれている。
また20年5月には、同区内の宅配便センターから、食品販売会社名義で私的な内容のメール便を送り、代金計12万7050円も政務調査費で支払った疑いも浮上。支出書には「広報紙メール便送料」と記載していたという。
